都市伝説

日本の有名な都市伝説3選「ピアス」

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有名な都市伝説3選

ピアス

21世紀の現在では、耳にピアスの穴を開ける場合、ピアスガンやニードルなどの専用の器具を用いて開けることが一般的になっている。

しかし、日本でピアスが流行りだした1980年代後半から90年前半にかけては、美容院や医療機関で開けてもらうとお金がかかるため、自分で安全ピンなどの針をライターで熱し、耳に刺して穴を開ける人も多かった。

これは実際に自分でピアスを開けた女子高生に起こった出来事である。

 

 

その日彼女は学校から帰ったらピアスを開けると決めていた。

クラスメイトも少しずつピアスをしてる子が多くなってきて、もうそろそろピアスをしていないと流行に取り残されると思ったからだ。

友達のカナエは安全ピンを使って自分で開けたという。

今日休み時間にカナエをつかまえて、やり方を詳しく聞いた。

自分で耳たぶに穴を開けることに怖いと思わなくはなかったが、というよりものすごく怖かったのだが、それよりも流行に取り残されてしまう方が怖かった。

さすがに学校の名札の安全ピンは不潔だし、変な病気に感染でもしたら嫌だったので、帰りがけに新しい安全ピンを買って帰った。

家に帰るとさっそく自分の部屋に帰り、父親のライターを借りて安全ピンを火であぶった。

火であぶって熱するのは消毒の意味があるらしい。

熱で耳に穴を開けやすくするためじゃないから冷めてから開けなよ、熱いまま開けたら耳たぶがヤケドしてただれるから、とカナエは言っていた。

安全ピンがすこし茶色っぽく焦げるまで十分に熱した。

そしてしばらく待ってもう冷めただろう、と思う頃、鏡の前で耳に安全ピンの針を当てた。

 

こわい。

 

やっぱりこわい。

 

でも開けたい。

 

えいっ!

 

思い切って安全ピンを耳たぶに突き刺した。

思ったほど痛くない。

というか全然痛くない。

 

安心して安全ピンの針を抜くと血が滴ってきた。

 

と、安全ピンになにかくっついている。

何か白い糸のようなものがついているのである。

 

なんだこれ?

 

彼女は服から出たほつれた糸を引きちぎるのと同じように、耳から出ているその白い糸のようなものを素早く引きちぎった。

 

そのとき。

 

パッと目の前が真っ暗になった。

 

え?なに?

 

「もう!?誰?電気消したの?」

 

誰かが急に電気を消したと思ったのだ。

 

しかし、消えたのは電気ではなく、彼女の目の光の方だった。

 

 

そう、耳には視神経が走っていて、ピアスの穴を開けた時出てきた「白い糸のようなもの」は視神経だったのである。

 

そして彼女はほつれた糸を引きちぎるように、視神経を引きちぎったのである。

 

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